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間食しても太らない人が、おやつを買ったらすぐしていること

「まとめ買い」から「小分けへ」が基本!

■「ヘルスナ」を選ぶには、食品表示をみよう

「ヘルスナ」を行ううえで、もうひとつ心がけて欲しいことがあります。

 それは、食べ物を買うときに、必ずパッケージにある「食品表示」の欄をみること。

 素材そのままの状態で売られている生鮮食品(青果・鮮魚・精肉)は別としても、コンビニやスーパーなどに置かれている加工品(お総菜もそうです)を買うときには、どんな原材料が使われていて、どんな栄養素が摂れるのか、必ずチェックするようにしましょう。

 ダイエットでは、お菓子は「太るからダメ!」といわれます。カロリーが高いのがNGポイントですが、それ以外にも理由があります。ケーキを例にとると、主成分は糖質、脂質です。つまり、体内にエネルギーの元を取り込めても、そのエネルギーを活用するために必要な栄養素が不足してしまうのです。「ヘルスナ」的に考えれば、間食にはたんぱく質、食物繊維、各種ビタミンなど、できるだけ多くの栄養素が含まれているものを選ぶのがカギ。「お菓子」「おやつ」「間食」といっても、ケーキしか選択肢がないわけではありませんから、いろいろなものに手を出してみるのがおすすめです。

 栄養素をチェックするときは、「栄養成分表」の欄をみてください。

 

 また、とくに覚えて欲しいのは、「原材料名表示」の欄のルール。

 たとえば、表示欄には使われている原材料が重量順に表示されます。もし、原材料名の最初に「砂糖」があれば、一番多く使われているのは砂糖です。この部分をチェックするだけでも、いままでの食生活とは違う見方で食べ物を選べるようになります。

 逆に、添加物は、一定の基準をクリアし、安全性が認められたものしか使えません。「なんだかよくわからないものはとにかく身体に悪い!」と過敏にならなくても大丈夫です。
 まずは、原材料に血糖値を上げやすく糖質以外の栄養素を含まない「砂糖」を一番多く使っているものを避けてみることから始めてみましょう。

 
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菊田 恵梨

健康食品メーカーに10年間勤めた後独立し、2015年に株式会社ボディトーンを設立。スポーツ栄養のプロ・アスリートフードマイスターとしての知識と経験を活かし、栄養指導、セミナー指導、コラム執筆など、多方面で活躍している。


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